大地から生命が萌芽し、物事が新しく始まる季節。それらが円満に大成するようにと、春の境内は祈願の活気にあふれます。
花は、梅、椿、桜、ツツジ、サツキが次々と開花します。中でも桜は染井吉野、河津、八重、枝垂の他、雨情枝垂や御衣黄など珍しい品種が見られます。
陽気が満ちて草木が伸び盛り、雲は天空を昇る、万物がふるい立つ季節。この頃には、仏の華、蓮も大輪を開き、お盆に精霊を招く準備をするかのようです。
花は蓮のほか、睡蓮、紫陽花、百日紅が見られます。
草木の実が熟して滋味が加わり、収穫を迎えます。銀杏が輝く境内では、インド舞踏が奉納され、本尊に感謝の祈りを捧げます。
花は、曼珠沙華(ヒガンバナ)、十月桜が見られるほか、大銀杏の黄葉も見事です。
草木の種が土中に包蔵され、生命を次代にゆだねる季節。枯れ色の中でも、寒さに耐えて色づく椿の尊さはひとしおです。
花は、椿、山茶花、水仙などが見られます。
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